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高齢になると、目や腰、手・足の衰えを感じるようになり、家庭内で事故を起こす割合も増えていきます。 | ||
65歳以上の高齢者の、家庭内事故による死亡者数は、実に交通事故の1.5倍。 原因別に見ると、1位は溺死・溺水、2位は同一平面上での転倒です。 浴室や階段、玄関などの場所に、手すりを取り付けることによって、体の重心が安定し、転倒を未然に防ぐことができます。 |
トイレの立ち上がり動作のように、体の重心が大きく変わる水まわり空間では、手すりの太さは直径28〜32mmが使いやすいと言われています。 便座への移動や、便座からの立ち上がり用として、便器先端より前方に縦手すり、またはL型手すりを設置します(左のイラストはL型手すり)。 |
浴室での動作は重心が大きく変わるため、手すりの太さは直径28〜32mmが使いやすいと言われています。 洗い場内の移動用手すり、浴槽への出入り用手すり、浴槽内での姿勢保持用の手すりがあります。 |
玄関の手すりの太さは、直径32〜36mmが使いやすいと言われています。 イラストは、玄関の段差を、ベンチに座って昇り降りできる例です。 ベンチの両サイドに、縦手すりまたはL型手すりを設置することによって、より動作が安全に行えます。 |
階段の手すりの太さは、直径32〜36mmが使いやすいと言われています。 途中で途切れない連続手すりを設置し、転倒の危険を減らします。 手すりの端部は200mm以上水平に伸ばします。 こうすることによって、手すりにつかまろうとする際に前のめりになるのを防ぐことができます。 |
手すりの受け金具は下から受けるようにし、移動の際に手が当たらないようにします。 | |
手すりの端部を壁側に曲げ込んでおくことで、衣服の袖が引っかからないようにします。 |
壁の下地の補強なしでも、専門の部材を取り付けることで、手すりを設置することができます。 今の壁をそのまま使うので、簡単にリフォームできます。 |
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床に固定する簡単手すりの例です。 着座や立ちすわりの補助、使用中の姿勢の保持などに役立ちます。 手すり部分は、上にはね上げることもできるので、移乗の際に邪魔になりません。 |